「彼に心を奪われていたんだ――…」
若くして売れっ子小説家として活躍する相楽樹月は、担当編集の佐谷真琴に苦手意識を持っている。
仕事熱心だが無愛想で何かとじっと見つめてくる佐谷との距離は、出会って2年が経った今も一向に縮まらないままだったが、ある日偶然にも佐谷の意外な一面を知ったことで、印象に変化が生じはじめていた。
一方の佐谷には、どうしても相楽の担当編集にこだわる理由があるようで――。
《収録内容》
◆『この感情にタイトルをつけるならば』1~4話
◆描き下ろし16P
◆電子限定描き下ろし漫画